今月29日に営業投入される予定の台湾鉄路管理局(台鉄)の新型特急電車EMU3000型の試乗会が8日、台東県で開かれた。試乗した李さんは、揺れが少なく、騒音も小さいと評価。タロコ号やプユマ号よりも連結車両数が4両増えたことで輸送量が大きくなることを喜んだ。王国材交通部長(交通相)によると、投入を予定している12編成全てが揃えば、花蓮、台東方面の輸送力は4割増強されると強調。来年の旧正月(2月1日)までには5編成が揃う見込みで、「旧正月期間の座席は以前より取りやすくなる」と自信を示した。